現場で働く介護職員もある意味、虐待を受けているのかもしれないね

前回の記事内容の流れ

利用者さんに対して腹立ったり、
ムカついたり、憎たらしく思う事もある。

虐待をする人の気持ちも分かるし、
虐待をしてる妄想もします。

でも「嫌い」とはまた違うんです。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

感情をコントロールできず
今にでも「虐待をしてしまうかもしれない」
と相談してきた私の友達と私で違う部分、

それは私の心には
“まだ余裕がある”ということ。
かもしれません。

関連記事はコチラ
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高齢者虐待をする人の気持ちがわかりますか?又は虐待をしそうになった事はありますか?

私も感情ある人間。腹立つ利用者さんに心のある介護なんて出来ない。

今日も引き続き虐待の記事です。

友達が私に虐待の相談をしてきた時から
退職する結論に至るまでに
二人で話し合った事を書いていきます。

「心に余裕がある」
とは、どういうことか!!!???

まぁ・・・そのままです( ̄▽ ̄)笑

でもコレでは話しが進まないので
ザッと簡単に二人の状況を比較し、
まとめてみましたのでご覧ください。

私の場合

まず、コレが前提での話しになります。

“利用者Aさんの事を嫌いではないこと”

今回、私のケースでは
利用者Aさんから暴言や暴力があった時、
その一時的に腹が立っている状態です。

認知症状の影響で暴力を振るったり
暴言を吐いたりする時もありますが、

落ち着いてる状態の時には

「ごめんな、ありがとう」
「さみしいわ」
「気を付けて帰り」等と言ってくれたり。

そこにはAさんの本来持っているであろう
優しさが感じられます。

腹立つ部分もあるけれど、
そうした優しさ、
好きだなと思える部分もあります。

その好きな部分、良い部分を
受け入れることができるかどうか?

これがあるかないかで、状況は大きく
変わってくるんじゃないのかと。

でも、実際なかなか難しいですよね、
自分に対して腹立つ事をしてくる人の
良い部分を見るなんて。

しかし、嫌いではなく、

「ムカつく」「腹立つ」

まだこの気持ちの段階ならば、
可能な事だと思うんです。

意識的に良い部分を見てみようとするのも
アリなんじゃないでしょうか??

少し違う目線で見ることによって、
今まで見えなかったことが発見できるかも。

これは高齢者虐待等に限らず、
普段の生活の中での人間関係に置いても
言えることかもしれません。

友達の場合

今回、友達のケースでは、
常に利用者さんに対して
嫌悪感を抱いている状態。

対象となる利用者さんの事が
とにかく人間的に大大大嫌い。
早い話が生理的に受け付けない。

話すことも嫌。声聞くのも嫌。
接するのも嫌。存在自体が鬱陶しい。

最終的には
「くそババア、死んだらいいのに」
とさえ思う。

こんな気持ちになることに対して
罪悪感すら出てこなくなってしまった。

ここまで嫌いになるにも
それなりの原因はあるのでしょうけど。

こうなってしまうともう・・
平常心を保って接することは難しい。

“嫌いな人の良い所を見よう”

って気にはなかなか、
なれないですもんね・・(;´Д`)

私の場合

会うのが週に一度、一時間。
この短時間なのも大きい。

利用者さんにヤラレて

「クッソっ!ムカつくっ!」
「もーっ!ジッとしてよっ!!」

とイライラしても、一時間経てば、
訪問先からサッと帰ることが出来る。

そして次に会うまでに期間があくので
気持ちもリセット出来る。

心に余裕が出来る時間があります。

勿論、一時間ずっと
イライラしてるわけではありません。

つまり、
ヤラレた一瞬が怒りのピーク。

友達の場合

・同じフロア内で朝から晩まで
その人の存在を感じる。

・一緒に過ごす時間が長いので
常にイライラが積み重なって行く。

・ほぼ毎日顔を合わせるので
気持ちをリセットする時間がない。

・怒りのピークが何度もくる。

・その都度自分に色々と言い聞かせる。

ストレスたまる。

自分が壊れそう。

このループ。

結果、ついに感情を
コントロール出来なくなってきた。

高齢者虐待について。まとめ

心に余裕があると
気持ちも切り替えしやすい。

逆に心に余裕がない時は
気持ちの切り替えもしにくい。

ということ。

余裕がない時こそ
切り替えれるといいんですけど、
そう上手くはいかないですね。

友達は今回、自分自身を
コントロール出来ない状態にまで
追い込まれました。

もう気持ちの切り替え等
言ってられなく、心に余裕もなくなり・・
悩みぬいた末、退職を決意しましたが、

この選択は利用者さんへの虐待を
未然に防ぐことが出来た
というよりも、ある意味、

自分を守ることが出来た

選択だったんじゃないかと。

高齢者虐待については

介護をする立場の人。
介護を必要とする人。

置かれてる環境も立場も違うから
気持ちにズレも生じるし、
理解できないこともあります。

私も介護の現場で働く方の立場なので
虐待を行ってしまう人の
気持ちもわかるのがやっぱり本音。

利用者さん自身にも
私達には分からないストレスが
沢山あるかもしれない。

でも個人の尊重や尊厳、
虐待や法律と色々言いすぎて、

私達、現場で働く側の人間にも
感情を抑えたり我慢したり。

ストレスを多く抱える場面も
沢山あるんじゃないかと思います。

以前の記事と
内容が重複してしまいますが、

私は、決して高齢者虐待を

肯定しているわけではありません。

でも高齢者虐待のことを
研修や勉強会で議題にあげても

あまり意味がないと思っています。

だって多分、介護をする
ほとんどの人が頭では分かってる。

虐待=ダメなことだって。

それでも世間では
虐待が行われてる事実がある。

それをダメなことだと
わざわざ研修で再認識させて
勉強するよりも、

働く人の職場環境や、
ストレス軽減の場がある事の方が
大切なんじゃないかと、
個人的にはそう思います。

う~ん。まとめが最終的に
自分でも何が言いたいのか
わからなくなってきました(;’∀’)

そろそろ終わります。

ということで!
3記事にわたって書いたこの記事は

現場で働く介護職員、
一人の人間としての感想だと
理解して頂ければ幸いです。

本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました(*’ω’*)

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“現場で働く介護職員もある意味、虐待を受けているのかもしれないね” への2件のフィードバック

  1. ナイト より:

    メルさん こんにちわ!高齢者虐待に関する記事 物凄く 考えさせられる内容で 真剣に読ませていただきました。僕の会社でも 研修が良くありますが 毎回 同じような内容でまたこれ?って思いながら 聞いています。メルさんの言われるように 虐待が駄目なことは介護従事者も世間もわかっていますが 何故起こるのか それに対しての対処法等は あまり題材にされていないし対策が取られていないのが現状では無いでしょうか? 介護従事者の心と身体のケアが 必然だと 僕も感じます。ただその対処法が何なのか?人によっても違うし これからの課題ですね。
    メルさんのような楽しさ優しさ真剣さ真面目さを持った方が 介護の質を変えて行けるのでは無いでしょうか?っと思います。そう言えば ケアマネージャーの研修も終えられ その後はどうですか?また ケアマネージャーの話も楽しみにしています。

    • meru より:

      ナイトさん、こんばんは!

      今回の記事に少しでも共感していただける部分があったようで・・。
      資料から学べるものは勿論あります。でも資料には限界と言いますか。どこかで目にし、耳にした言葉しか並べられていない気がします。

      しかし、環境や周りの人との人間関係、コミュニケーション、そこから学ぶものは、人生を左右する可能性がある程、非常に大きなものかと。

      以前、雑誌で読んだのですが、ある施設ではサンドバッグを置いてる部屋があり職員がその部屋に来てはサンドバッグをバシバシと殴ってる、、そうな。
      働く職員の心理をよく考えてる職場だなぁと感心してしまいました。一見、小さなことかもしれませんが、この小さな気遣い、対処、これが凄い力を発揮してると思います。これからも、こういった職場がどんどん増えてくるといいですね!

      それと!ケアマネージャーの研修は無事終わりました♪終わった途端、それに触れてもないですね。笑。

      ひと段落ついた頃にまたアップさせていただきますので、暫くお待ちくださいませ(*’ω’*)(いい加減、ひと段落ついてるやろって話ですが(;’∀’))

      私のブログを楽しみにしてくれてる方がいてくださるのって凄く嬉しいです。ほんと、感謝の気持ちいっぱい。いつもありがとうございます!

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